こんにちは!
きなこです
家計を整理するにあたり
大きな固定費のひとつに保険料があります
私も以前は
”保険は安心料だからなぁ…このくらいは仕方がないか”と
諦めていましたが
マネープランクリニックを読み漁り
考え方に変化が出ました
【最低限の保障を割安で確保する】
これはマネープランクリニックの深野先生が
よくおっしゃる言葉です

とてもやさしく時に厳しい言葉で相談者の方を励ましてくれます
どういうことか、順を追って解説していきたいと思います!
今日は生命保険(死亡保障)についてです!
①生命保険に入る意味って?
自分が養っている家族が困らないようにするため
日本人は世界的に見ても
保険に対して払込む保険料の額が高いのだそうです
私も自分の保険を見直すまで
死亡保険金700万円のものに加入していました
しかし死亡時に残すお金の意味って何でしょうか
死亡保障とは、扶養家族の今後の生きていくためのお金であるのです

それを踏まえたうえで
日本の社会保障制度について勉強すると、
国の保障も結構すごいことがわかります
そもそも、日本人はこういった社会のお金の勉強をする機会がないために
必要以上に不安に駆られて過多な保険に加入してしまうのだと思います
②日本の社会保障制度って結構すごい
遺族年金とは
遺族年金は、
国民年金または厚生年金保険の
被保険者または被保険者であった方が亡くなったときに、
その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です
遺族基礎年金と遺族厚生年金があり、
亡くなられた方の年金納付状況などに応じていずれか、または両方支給されます
遺族基礎年金
すべての方が加入する国民年金 から「遺族基礎年金」が給付されます。
遺族基礎年金は
子ども、または子どもをもつ配偶者のみがもらえます
遺族厚生年金
サラリーマンなどの厚生年金に加入していた方が亡くなられたときにもらえます
遺族が子のある配偶者または子の場合は遺族基礎年金もあわせてもらえます
詳しい受給要件や
年金年額は日本年金機構のHPをご覧ください
↑わかりやすいです!
③実際に試算してみる
結構もらえるんじゃん…ということが分かったので
我が家に当てはめて考えてみました
夫死亡時
長男3歳、長女0歳と仮定、
高校までは公立校、大学は私立文系とします
現在の毎月の純粋な支出がおよそ26万円
(毎月の貯金額は除いています)
夫が亡くなったと仮定して、生活費は8割になるとします
→月20.8万円、年間250万円
250万円×22年(長女大学卒業まで)=5500万円
つまり純粋に生活費として約5500万円あればOK
次に私の収入は
手取りで220万円
(収入アップ、退職金は無いものとします)
220万円×22年=4840万円
そして受給できる遺族年金(今回は遺族基礎年金のみで計算)ですが
780,100円×18年+(224,500×15年)+(224,500×18年)=214,503,000円
およそ2000万円いただけます
4840万円+2000万円ー5500万円=1340万円
計算上は1340万円余るとなっていますが
車や家電の買い替えや貯金などを考慮すると
収支はトントンくらいになるでしょう
なんかごちゃごちゃ書きましたが
つまり我が家の生命保険は
純粋に教育費の準備として考えていい!
小学校~大学卒業までの子ども一人当たりの教育費は
およそ1000万円と言われています
2000万円あれば子どもたちをなんとか
大学まで卒業させてあげられるのでは…?
④必要保障額を計算
上記の計算で純粋に生命保険として必要な額は
2000万円ほどでOKと算出できました
私の職場は退職金がないので
退職金代わりとしてもう1000万円追加し
3000万円の死亡保障があれば私の老後も含めて安心では?と考えています
そして3000万円は純粋に死亡保障でOK!!
ちょうど我が家は主人が3000万円の死亡保障に入っています
しかし内訳は
定期1500万・ガン500万・障害500万・介護500万と
特約が積み重なって全体で3000万円の死亡保障となっているため
保険料が9900円と割高です
3000万円の死亡保障だったら
定期で3000円以下で用意できます
よし!今の手厚い3000万円の保障はやめて
シンプルな定期だけの3000万円にしよう!
と決めた矢先、夫が持病を発症してしまったため
乗り換えできずにいます…Σ( ̄ε ̄;|||・・・
ちょっと様子をみよう…
同じように私が死亡した場合の計算をしたところ
私に対しては死亡保障は不要では?となったため
私は現在死亡保障を持っていません
私の保険は乗り換え後、
5300円→2160円になり、月3140円の削減に成功!!
年間にすると37680円ですからバカになりません
まとめ:遺族年金をいくらもらえるのか計算してみよう
意外とすごい国の社会保障制度の一つが遺族年金
日頃、高い社会保険料や年金保険料を支払っているのは
万が一の時の年金にも繋がっています
私たちはそのことを知らずに
民間の保険会社に高い保険料を支払っているかもしれません

ぜひ一度自分がいくらもらえるのかを計算してみてください
保険は【最低限の保障を割安に】準備する
鉄則です^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
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